スズキ バーディー50 (FR50-8) の修理
ヤフオクでジャンク品の原付バイクを買ったので、軽トラで札幌まで取りに行ってきました。
スズキのバーディ50というバイクで 19,800円でした。エンジンは掛かるけれど、ヘッドライト以外のランプが全部点灯しない、前後タイヤパンクという状態です。たぶん 1983年ころの車両です。36年前かー
スーパーカブが欲しいなぁと、Gooバイクとかヤフオクを見ていたんですが、北海道内では安い車両がなかなか無いんですよね、完動で10万円以内くらいで探していました。
それでたまたま見かけたバーディーを買ってみました。箱が付いているのと、2ストエンジンっていうのが良かった。
ランプが点灯しない原因を探ってみると、レギュレーター入り口で電圧がありませんでした。
発電コイルをチェックしてみると、ここは正常。途中の配線が悪いようです。
フライホイールを外す工具を持っていなかったので買いました。作ろうかと思ったんですが、amazonでプーラーも押さえも 1,000円ちょっとで買えるのを見つけて、安いので買っちゃいました。
配線をチェックすると、コイルと車体側ハーネスの間のコネクタが腐食していて、これが原因でした。
配線の中も腐食していました。
バッテリー液でもかかったのかな?
腐食している配線と端子を交換して、ランプが点灯するようになりました。簡単に治ってよかった!
端子は平型端子の110型で、よく使うので在庫していました。
ギボシ端子は抜き差しが硬いので、普段からギボシ端子の代わりに平型端子の110とか250をよく使っています。
ついでなのでバッテリーを 6Vから 12Vに交換しました。
電球も全部12V用に交換です。
メーターの電球はハンドル周りを分解しなくちゃ交換できなくて、面倒でした。
メーターに付く T10型の電球は、ありあわせの材料で作りました。市販のLED電球は結構高かった。
半波整流から全波整流のレギュレーターに交換するので、発電コイルの配線を変更。
レギュレーターも 12V用に交換です。全波整流のほうが電力を多く取れるだろうと思って、全波整流のレギュレーターを買いました。amazonの中国発送品で 533円です。
どうやって繋いだらいいかなーと考えながら配線作っていたら、3時間くらいかかっちゃいました。
収まりました。セル無しだから小さいバッテリーで良いだろうと思って、バッテリーは通信用の 12V 1.2Ah (980円)にしました。
バッテリーを止めるベルトは、100円ショップのマジックテープです。
ウインカーリレーも交換したのですが、余っていた ZZR1100に付いていたリレーを付けたらウインカーが点滅しませんでした。ウインカーのランプが 10Wなのにリレーが 21W用だったからかな? ICウィンカーリレーに交換したら点滅するようになりました。
キャブレターの中も見てみたんですが綺麗でした。
前後タイヤを交換しました。前タイヤはひび割れがひどかったのと、後ろタイヤはチューブが破れていました。後ろタイヤはまだ使えそうだったんですが、ついでに交換です。
タイヤ一本 1,200円くらい、チューブとリムバンドのセットが一組 800円くらいと、ビジネスバイクの部品が安くてびっくりです。世界中で需要があるのでたくさん作られているおかげですね。
パンク防止の為にヘビーチューブを使いたかったのですが、ヘビーチューブってオフロードバイクのサイズしか無いんですね、普通のチューブにしました。
久しぶりにチューブタイヤを交換したら、組む時にタイヤレバーでチューブに穴を開けちゃいました。パッチで修理です。
修理が終わって走れるようになったので、コンビニで自賠責に加入してきました。4年で 14,690円でした。
修理に掛かったお金は 21,620円でした。あまりお金をかけずに修理できてよかった。
あとは、フロントフェンダーが割れているのを何とかするのと、車体が結構錆びているので塗装したいかな。
バイクが増えた😆