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PIC32MX270 - MPLAB Harmony 3 - UART で printf

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PIC32 Harmony 目次 Harmonyで UARTの文字出力に printfが簡単に使えました。 Project Graphに Tools - STDIO を追加して、UARTと線で結ぶだけです。 たったこれだけで printfが使えるようになってしまいました。 変数の内容を表示する関数を、自分で作らなくて済んでらくちん! PIC32 Harmony 目次

PIC32 と MICROCHIP MPLAB Harmony 3 目次

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  MICROCHIP MPLAB X IDE, MPLAB XC32/32++ Compiler, MPLAB Harmony のインストール PIC32MX270 - はじめて MPLAB Harmony 3 を使って Hello World! PIC32MX270 - MPLAB Harmony 3 でタイマー割り込み MPLAB Harmony 3 - UART で printf を使う

PIC32MX270 - MPLAB Harmony 3 でタイマー割り込み

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PIC32 Harmony 目次 前回 UARTで文字の表示ができた ので、こんどはタイマー割り込みを使って 1秒毎に繰り返し文字を表示するように改造してみます。 まずは、変な操作をしてわけがわからなくなっても簡単に元に戻せるように、前回作成したプロジェクトのフォルダをそのままコピーしてバックアップを取りました。 回路は前回と同じ。 プロジェクトにタイマーを追加する MPLAB X IDE で前回作成した UARTで文字を表示するプロジェクトを開いて、[Tools] - [Embedded] - [MPLAB Harmony 3 Configurator] で MPLAB Harmony 3 Configuratorを開きます。 Project Graphに Peripherals - TMR - TMR1 を追加します。 UART1を追加したときと同じなので簡単。 タイマーの設定 Project Graphの TMR1をクリックすると、右側にタイマーの設定が表示されるので Enable Interrupts?  = チェックを入れたまま Select Prescaler = 1:256 Timer Period = 1,000ミリ秒 と設定します。設定はこれだけ。データシートを見ながらレジスタを設定していくのは結構骨が折れるのですが、Harmonyを使うと楽ちんです。 プリスケーラを変更すれば自動で入力クロックが変わるし、タイマーの周期をミリ秒で指定すれば自動でレジスタにセットする値を計算してくれるしでとても便利。 設定はこれで終了なので、Generate - Generate Code でコードを生成して、MPLAB X IDEに戻ります。 このように既存のプロジェクトにライブラリを追加しても、いい感じに処理してくれます。 コードの追加 Harmonyでタイマーのペリフェラルライブラリ(plib_tmr1.c)が追加されましたので、これを使って 1秒毎に UARTで文字を表示するように main.c にコードを追加します。 volatile uint8_t count; void timer_int(uint32_t status, uintptr_t context) // タイマー割り込みで呼ばれる関数 { count++; } in...

PIC32MX270 - はじめて MPLAB Harmony 3 を使って Hello World!

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PIC32 Harmony 目次 はじめて MPLAB Harmony を使うので、ためしに UART (シリアル通信)で文字を表示するプロジェクトを作ってみました。 文字を表示できるようになれば、あとは文字で状態を表示さて動作を確認しながら実験ができます。 ハードウェア ハードウェアは簡単に、PIC32MX270F256B に 8MHzの水晶を付けてピンヘッダで PICkit3 と USB-シリアル変換器をつなげただけです。 PIC32MX270F256B は秋月電子で 430円でした。 後でUSBホストの機能を試したいので USBコネクタも付けましたが、今回は使いません。 Hello World! プロジェクトの作成 あらかじめ 開発環境のインストール を済ませておきます。 MPLAB X IDE で新規プロジェクトを作成します。 ウイザードが開くので Microchip Embedded - 32-bit MPLAB Harmony 3 Project を選択して [Next] Framework Selection はそのまま [Next] Project Settings は、プロジェクトの保存場所を指定して [Next] Configuration Settings では使用するデバイスを指定します。今回は PIC32MX270F256B を選んで [Finish] Configuration Database Setup はそのまま [Launch] これで、MPLAB Harmony Configurator が起動する。 MPLAB Harmony Configurator MPLAB Harmony Configurator が起動しました。 UARTを使いたいので、Peripherals から UART1 を追加する。UART1 をダブルクリックするか Project Graph にドラッグするとプロジェクトに追加される。 Project Graph の UART1 をクリックすると右側に設定が表示されるので、設定を変更する。 今回は割り込みを使わないので Enable Interrupt ? のチェックを外したのと、ボーレートを 9,800bpsに変更しました。 Tools - Clock Configuration で、クロックの設定を行い...

MICROCHIP MPLAB X IDE と MPLAB XC32/32++ Compiler のインストール

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PIC32 Harmony 目次 5年ぶりくらいで MICROCHIPの PIC を使おうと思ったら、開発環境の様子がずいぶん変わっていたので、インストールの様子をメモしておきます。今回使うのは PIC32MX なので、32ビットマイコン用の IDE、コンパイラ、MPLAB Harmony をインストールしました。 MPLAB X IDE のインストール MPLAB X IDEのダウンロード ダウンロードページは、トップページから [Design Support] - [Development Tools] - [Overview] と巡っていくとたどり着くのですが、ページデザインやダウンロードページのURLは変更されたりするので、 https://www.microchip.com/  で “MPLAB” を検索するのが手っ取り早い。 インストール インストールは特に悩むようなところはありませんでした。 ついでなので 32ビットマイコン用だけではなくて、既定のまま全部インストールしました。 XC32のインストール XC32のダウンロード IDEのインストールが終了すると、インストーラが自動的にコンパイラの紹介/ダウンロードページを開きます。 もし開かなかったり、閉じてしまったりしたら  https://www.microchip.com/  で “MPLAB XC32” を検索してダウンロードページにたどり着くのが手っ取り早い。 インストール ライセンスは所有していないので、フリー版を使います。 コンパイラのインストールも、悩むようなところはありませんでした。 MPLAB Harmony v3 のインストール PIC32でUSBライブラリを使いたいので、MPLAB Harmonyをインストールします。 MPLAB Harmony 日本語資料  http://ww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/60001353C_JP.pdf MICROCHIPのトップページから [Design Support] - [Development Tools] - [Overview] で行ける、MPLAB Harmony v3 のページにある 「How to Set Up MPLAB Harmony ...