1,000円でLA音源のD-110を購入しました。D-110は一台持っているのですが、ヤフオクを見ていたら入札なしで終了していて、かわいそうなので二周目で落札しました。 音の出ないジャンク品ということでしたが、きっとバックアップバッテリーが消耗して設定がでたらめな値になっているせいだろうと思ったのですが、やはりその通りで電池を交換して設定しなおしたら、普通に音が出るようになりました。 Roland D-110 メモリー初期化方法 [WRITE/COPY] ボタンと [ENTER] ボタンを押しながら電源を入れる このとき一瞬「INITIALIZE MODE」と表示されたあと、通常のプレイモードに入ります。 でたらめに操作していて見つけた操作なのですが、これでPATCHとTIMBERは初期化されましたが、プログラマブルトーン(ユーザー音色)はでたらめの値のままでクリアされませんせした。 取扱説明書やサービスノートには載っていない操作なので、何か不都合があるのかもしれませんが、しばらく使ってみた感じでは問題なさそうでした。 D-110の初期設定だと ch1で信号を送っても音が出ません 。音が出るのはch2~ch10なので、動作テストの時ch1に信号を送って音が出ないと悩まないようにしましょう。 D-110の音色管理は他のシンセサイザーとちょっと考え方が違っていて、 WAVE TONE TIMBER PATCH という階層で管理されますが、これがわかっていないと音色の指定で困ったりするので取扱説明書をちゃんと読んでおきましょう。100ページくらいしかないのですぐ読めます。 取扱説明書は roland.co.jp で「D-110」を検索すれば、日本語の取扱説明書をダウンロードできます。 WAVEとプリセットTONEは電池が切れてもデータが消えたりしませんが、TIMBERとPATCHは消えます。 初期データは 2015年4月現在 roland.co.uk で「D-110」を検索するとSMF形式のものがダウンロードできます。(Factory Patches (D-series, JUNO-1&2, MKS-series, U-series, GP-8, GR-50)...