自作ハードウェアの動作テスト用にRAM64KBでFDD無しのMSX1かMSX2が欲しくなったので、ジャンクのナショナルFS-4000を購入しました。1,100円でした。   24ドット熱転写プリンター内蔵の高級MSXで、106,000円くらいしたようです。1985年発売。  外装に傷が無く、プリンターやキーボードに埃も入り込んでいないので、ほとんど使われなかったもののようです。  動作未チェックのジャンク品でしたが、問題無く動作して、プリンターも感熱紙に印刷してみたらドット抜けもなくきれいに印刷されました。    写真で見た感じだと、プリンター内蔵だし大きくて重いのかな?と思ったのですが意外とコンパクトで軽かったです。    電源はスイッチング電源。    銅板のヒートシンクが付いているのがVDP  VDPの下にVRAM16KB  さらにその下がCPUのuPD780C (Z80相当)  CPUの左 128KBのROMが漢字ROM?  VDPの右にメインRAM 64KB  さらに右の 32KBのROM 3個がたぶんBIOSと内臓ソフト   基板左上がプリンタ制御部  ワンチップマイコン uPD7809とROMとSRAM  プリンタ制御部のほうがメインCPUより処理能力が上です。    基板裏は特に無し。    メイン基板下はビデオ出力やカセットインターフェースのコネクタなど    MSX1だけどRGB出力があります    ワープロソフト内蔵