音が出ないという YAMAHA DS55 を1,000円で購入しました。 1988年ころ発売で、V2 や TX81Z と同じ 4オペレータ 8和音のFM音源 (YM2414) 搭載機種ですが、DS55は不人気でヤフオクに出ても落札無しで終了する感じです。 EOSシリーズ(初代)なので、FM音源の細かいパラメーターのエディトはできないのですが、V2とかV50とかTX81Zでエディトした音色をMIDIで受信して使うことはできます。 電源を入れてみるとバックアップバッテリー切れの表示が出ていて、ユーザーバンクの音は出ませんでしたが、プリセットバンクの音は正常に出ていました。故障はしていないようなので、電池を交換するだけで良さそうです。 裏蓋を開けたところ。 外装はプラスチックなのですが、内部のシールド板が多かったり鍵盤がしっかりしているLC鍵盤(アフタータッチは無し)だったりで結構重いです。 ネジは多いですが、分解は簡単。 電池ホルダーを取り付けて、電池を交換しました。 タブ無しの電池にハンダゴテを当ててはいけませんよ。電池が壊れます。電池ホルダーを使うかタブ付きの電池を使いましょう。 DS55にはメモリーの初期化を行うメニューはないようなのですが、設定できる項目が少ないので手作業で設定をしなおせば良いです。 分解ついでに掃除もしました。 メイン基板 CPUとROMとSRAM 右下にYM2414 右下にD/AのYM3012 三菱のICがデジタル・ディレイ? ハンダ面