デスクトップPC用の電源ユニットの消費電力を調べた

サーバー用に Celeron J1900 1.99GHz のジャンクPCを買ったら、ACアダプタ用のDC-DCコンバータが付いていたので、手持ちのデスクトップPC用ATX電源と合わせて、電源を交換すると消費電力がどのくらい変わるのか、簡易電力計で測定してみました。

単体 PS-ON端子で電源ON負荷 3.5HDD1台のみASROCK Q1900B-ITX Celeron J1900 1.99GHz マザーボードのみでセットアップ画面での消費電力(HDD無し)
ACアダプタ picoPSU-160-XT同等品3W9W10W
DELTA DPS-220UB 220W 8W18W20W
LITE-ON PS-5032-2V 300W PentiumIII中古サーバーの電源14W23W25W
AOpen FSP350-60BT 350W13W負荷軽いと+12V低く、スピンアップせず24W
NextWave LW-6300H-2 300W12W20W電源入らず
L&C LC-300ATX 300W負荷無しでは電源入らず24W30W

ACアダプタ以外はどの電源も10年以上前の製品で、現行の電源ユニットよりも効率が悪いのかもしれませんが、ACアダプタと比べて10~20Wも消費電力が大きくなります。

電源入れっぱなしのサーバーで 10W違うと一月で
10W*24時間*30日=7,200Wh=7.2kWh
7.2kWh*30円=216円

一年で
216円*12月=2,592円

電気代が違ってきます。けっこう変わりますね。

現在使っている Atom 230 1.6GHz HDD2台のサーバーが45Wくらい(古いデスクトップ向けatomは負荷をかけても、かけなくても消費電力変わらず)。
今回購入した Celeron J1900 1.99GHz HDD1台にACアダプタだと、アイドル時 15W、負荷時(動画エンコード) 20Wくらいと、消費電力が半分以下で性能は4倍以上になります。一年使うと5,000円以上電気代が安くなる計算です。

新しいCPUはなかなかすごいですね。

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