SHARP X1 に 3.5インチFDDを接続する
SHARP X1 に Windows PC 用の 3.5インチFDDを接続して、楽に Windows PC とデータ交換ができるようにしました。
ファイルシステムが MS-DOS 互換の X1 用 OS LSX-Dodgers で、2HD (1.2MB) と 2DD のフロッピーディスクをフォーマットして、正常に読み書きできました。Windows PC で書き込んだディスクを X1 で読んだり、逆に X1 で書き込んだディスクを Windows PC で読んだりもできました。便利になりました。
2HD は turbo じゃなきゃ使えませんが、2DD と 2D (2DD のメディアを 2D フォーマット) なら、turbo じゃない X1 でも使えます。
X1 の EXPANSION FLOPPY DISK コネクタと Windows PC 用の 3.5インチ FDD を接続する、こんなケーブルを作っただけです。
FDD 用のフラットケーブルは PC のマザーボードを買うとついてくる奴。
X1につながる D-SUB 37ピン オス のコネクタは、手持ちが無かったので新品を用意しました。ハウジング付きで 1,000円くらいしました。
ケーブルの配線図。
同じ名前の信号同士を繋ぐだけです。
Windows PC用のFDDはドライブセレクトを1固定で使用するので、FDDのドライブセレクト1をX1のドライブセレクト2か3に接続すれば、ドライブ2とか3で認識されます。
X1の内蔵FDDのドライブ番号を変更して、外付け3.5インチFDDをドライブセレクト0に接続すれば、3.5インチFDDをドライブ0にすることもできます。
外付けFDDの電源は別途供給してください。3.5インチのドライブは、よほど古いドライブでなければ12Vは不要で5Vだけで動作します。5VのACアダプタは100円ショップでも売ってます。
にします。
当時の国産パソコンの 2HD はみんな 1.2MB でしたし、今回は MODE SELECT を GND に接続して、1.2MB で使うことにしました。
Turbo じゃない X1 の場合 2HD は使えないので、 MODE SELECT を未接続にしておいても良いです。
ファイルシステムが MS-DOS 互換の X1 用 OS LSX-Dodgers で、2HD (1.2MB) と 2DD のフロッピーディスクをフォーマットして、正常に読み書きできました。Windows PC で書き込んだディスクを X1 で読んだり、逆に X1 で書き込んだディスクを Windows PC で読んだりもできました。便利になりました。
2HD は turbo じゃなきゃ使えませんが、2DD と 2D (2DD のメディアを 2D フォーマット) なら、turbo じゃない X1 でも使えます。
X1 の EXPANSION FLOPPY DISK コネクタと Windows PC 用の 3.5インチ FDD を接続する、こんなケーブルを作っただけです。
FDD 用のフラットケーブルは PC のマザーボードを買うとついてくる奴。
X1につながる D-SUB 37ピン オス のコネクタは、手持ちが無かったので新品を用意しました。ハウジング付きで 1,000円くらいしました。
ケーブルの配線図。
同じ名前の信号同士を繋ぐだけです。
Windows PC用のFDDはドライブセレクトを1固定で使用するので、FDDのドライブセレクト1をX1のドライブセレクト2か3に接続すれば、ドライブ2とか3で認識されます。
X1の内蔵FDDのドライブ番号を変更して、外付け3.5インチFDDをドライブセレクト0に接続すれば、3.5インチFDDをドライブ0にすることもできます。
外付けFDDの電源は別途供給してください。3.5インチのドライブは、よほど古いドライブでなければ12Vは不要で5Vだけで動作します。5VのACアダプタは100円ショップでも売ってます。
READY 信号の処理
Windows PC 用 3.5インチ FDD の 34ピンには DISK CHANGE 信号が出ていて、X1 に接続するために必要な READY 信号がありません。X1 側コネクタの READY 端子を GND に接続して、常に READY 状態になるような配線で動作させてみると、フォーマット動作は途中まで進むのですが、ベリファイの段階でエラーが出てしまいます。今回、どうしてもこのエラーを回避できなかったので、ジャンパーピンの設定で READY 信号を出力できるドライブを使用しました。MODE SELECT 信号の処理
Windows PC 用 3モード対応 3.5インチ FDD の 2ピンの MODE SELECT 信号は 2HD のフロッピーディスクを入れた時の回転数を選択する信号で、- 1.2MB の 2HD (360RPM) で使うときには Lレバル
- 1.44MB の 2HD (300RPM) で使うときには Hレベル(無接続)
にします。
当時の国産パソコンの 2HD はみんな 1.2MB でしたし、今回は MODE SELECT を GND に接続して、1.2MB で使うことにしました。
Turbo じゃない X1 の場合 2HD は使えないので、 MODE SELECT を未接続にしておいても良いです。
X1 と Windows PC のフロッピーディスクコネクタのピンアサイン
X1 外付 FDDコネクタ (本体側 D-SUB 37pin メス) | |||
1 | 2D 2DD / 2HD | 20 | GND |
2 | NC | 21 | GND |
3 | DRIVE SELECT 3 | 22 | GND |
4 | INDEX | 23 | GND |
5 | DRIVE SELECT 0 | 24 | GND |
6 | DRIVE SELECT 1 | 25 | GND |
7 | DRIVE SELECT 2 | 26 | GND |
8 | MOTOR ON | 27 | GND |
9 | DIRECTION | 28 | GND |
10 | STEP | 29 | GND |
11 | WRITE DATA | 30 | GND |
12 | WRITE GATE | 31 | GND |
13 | TRACK 00 | 32 | GND |
14 | WRITE PROTECT | 33 | GND |
15 | READ DATA | 34 | GND |
16 | SIDE ONE SELECT | 35 | GND |
17 | READY | 36 | GND |
18 | GND | 37 | LOW CURRENT |
19 | MFM |
X1 内蔵 FDDコネクタ (ごく普通のピン配置) | |||
1 | GND | 2 | 2D 2DD / 2HD |
3 | GND | 4 | NC |
5 | GND | 6 | DRIVE SELECT 3 |
7 | GND | 8 | INDEX |
9 | GND | 10 | DRIVE SELECT 0 |
11 | GND | 12 | DRIVE SELECT 1 |
13 | GND | 14 | DRIVE SELECT 2 |
15 | GND | 16 | MOTOR ON |
17 | GND | 18 | DIRECTION |
19 | GND | 20 | STEP |
21 | GND | 22 | WRITE DATA |
23 | GND | 24 | WRITE GATE |
25 | GND | 26 | TRACK 00 |
27 | GND | 28 | WRITE PROTECT |
29 | GND | 30 | READ DATA |
31 | GND | 32 | SIDE ONE SELECT |
33 | GND | 34 | READY |
WINDOWS PC 用 FDD のコネクタ | |||
1 | NC | 2 | MODE SELECT |
3 | KEY(ピン無し) | 4 | NC |
5 | GND | 6 | NC |
7 | GND | 8 | INDEX |
9 | GND | 10 | NC |
11 | GND | 12 | DRIVE SELECT 1 |
13 | GND | 14 | NC |
15 | GND | 16 | MOTOR ON |
17 | GND | 18 | DIRECTION SELECT |
19 | GND | 20 | STEP |
21 | GND | 22 | WRITE DATA |
23 | GND | 24 | WRITE GATE |
25 | GND | 26 | TRACK 00 |
27 | GND | 28 | WRITE PROTECT |
29 | GND | 30 | READ DATA |
31 | GND | 32 | SIDE ONE SELECT |
33 | GND | 34 | DISK CHANGE |