自作ECUの動作波形
上が FET の ドレイン - ソース 間電圧 (下図の A点)
下が FET の ゲート - ソース 間電圧
プローブの切り替えスイッチを "x10" にしているので、実際の電圧はオシロスコープで表示される電圧の10倍になります。
ECUを作った頃はアナログのオシロスコープしか持っていなかったので、このような遅い波形を撮影するには一眼レフカメラを三脚に据えて、かなりのスローシャッターで撮影しなきゃならず、面倒でこれまでどんな波形で動いているのかを観察していませんでした。ずっと問題無く動いてもいましたしね。
今回デジタルオシロで波形を観測してみたところ、FET が OFF した時のサージ電圧が高すぎですね。耐圧 75V の FET を使用しているのですが、サージ電圧が 100V くらいあります。一応スナパ回路が付いているのですが、定数を見直したほうが良さそうです。
A点の拡大
B点
もっと、コンデンサの容量を大きくしたらいいのかな?
これはイグナイタの駆動信号。
イグナイタの中がどうなっているのかわからず、純正ECUと同じようにオープンドレインでイグナイタを駆動しているので、立ち上がりが鈍くなっています。
きっとこんなもんでいいのでしょう。
これは ISCVの駆動信号。
きれいなもんです。