ホンダ CD125K4の修理 ガソリンタンクの錆取り

ホンダ CD125K4 目次

年末に不動車のCD125Kを買ったんだけど、冬の間は水が凍結しちゃうから作業できなくて、キャブレターの掃除をしてエンジンが始動するのを確認しただけで放置していました。

春になって暖かくなってきたので、まずガソリンタンクのサビ取りをしました。かなり放置されていた車両のようで、タンクの中がすごいことになっています。


汚いので高圧洗浄機で水洗いしました。


結構きれいになりました。錆だと思っていた茶色いガサガサは、錆ではなくて汚れだったようです。

タンクがガサガサに腐食していて、洗ったら穴が空いちゃうんじゃないかと思っていたのですが大丈夫でした。


水洗いしただけだとべたべたする汚れが残ったので、洗剤を水で薄めてつけ置き洗いしました。

換気扇クリーナーのような洗剤を使いました。


タンクに洗剤を入れて、一週間放置しました。


汚れが取れて、ほぼ錆だけが残りました。


思っていたよりも錆が少なかった。


錆取り剤で錆を取ります。今回使ったのはリン酸が主成分の錆取り剤です。モノタロウで 4L 2,000円弱くらいでした。


水で3倍くらいにうすめてガソリンタンクに入れて、一週間放置しました。

錆取り剤が錆と反応して泡が出てきます。


アルミや真鍮は錆取り剤で腐食するので、錆取り剤を使うときには燃料タンクの蓋や燃料コックや燃料センサーをタンクから取り外さなければいけません。今回は燃料コックを取り外してフラットバーで穴をふさいでおきました。

錆びていない鉄や銀色のクロムメッキは腐食しないようでした。クロメート処理された鉄は色が落ちて、ただの鉄になったように見えました。


錆取り剤を入れて一週間放置後、水洗いしました。


錆はほぼ取れて、きれいになりました。


隅の方に錆が残っていたので、砂か砂利でも入れて振り回して洗ったら良かったかも。


錆取りしたままだと、またすぐに錆びてくるのでタンク内側を亜鉛のサビ止め塗料で塗装しました。


タンク内全体に行き渡らせました。


一ヶ月放置して塗料を硬化させました。一ヶ月だとまだ完全硬化はしていなくて、爪を立てると柔らかさを感じるのですが、まあいいや。

亜鉛のサビ止め塗料は完全硬化するとカチカチに固まって、爪で擦ってもシンナーで拭いてもガソリンに浸けてもはがれてきません。


粘度が低いほうがタンクの中で流しやすくて良いかと思って、缶スプレーの錆取り塗料を缶切りで開けて使ったのですが、粘度が低すぎて塗装がちょっと薄くなっちゃいました。もう一回塗装すればいいんだけど面倒なのでこのままです。刷毛塗り用を使えばよかった。

これで燃料タンクの錆取り終了。



タンクを洗ったついでに車体も洗いました。50年前の車体の割に洗ったらきれいでした。

このブログの人気の投稿

ダイソーで210円のACアダプタ

windowsで「インターネット接続の共有」の設定

月刊 I/O 記事リスト 1976~1989