バイクのユーザー車検 ZZR1100C 西三河自動車検査登録事務所

2018年12月に、愛知県の西三河自動車検査登録事務所でバイクの継続検査を受けた記事です。



バイクのユーザー車検に行ってきました。寮から西三河自動車検査登録事務所まで10分かからずに到着する距離なんです、超近い。
総額 2万円以内で終了したので、自分で整備する人なら車検も自分で受けてきたら良いと思います。バイク屋さんで車検をお願いすると、かなり安いお店でも 4万円くらいでしょうか。

事前に 独立行政法人自動技術総合機構の自動車検査インターネット予約システム で予約して当日車検場に行きます。午前よりも午後のほうが空いている感じでした。
初めてのユーザー車検でしたが、全部で 1時間弱くらいで終了しました。検査自体は数分で終了するのですが、書類を準備したりで少し時間がかかりました。

国土交通省ユーザ自身が検査手続を行う方法にユーザー車検のやり方が書いてあるのでそれを読めば誰でも自分でできます。

当日までに用意する書類は

  • 車検証
  • 軽自動車税の納税証明書
  • 現在の自賠責保険証明書
  • 点検整備記録簿

です。点検整備記録簿は当日検査場にあるサンプルをコピーして使うこともできるのですが、面倒なので事前に自分で印刷して使うと良いと思います。ネットで「二輪 点検整備記録簿」とかで検索すると見つかります。車検を受ける前に、自分で点検をして記入しておきましょう。

当日の持ち物は上の書類のほかに
  • 認印(100均のハンコでOK)
  • ボールペン
  • えんぴつ(シャープペンシル)
  • 書類入れ(カバン等)
  • お金
くらいです。筆記具は車検場にもありますが、自分のもののほうが書きやすいです。
検査中に何度か、バイクに乗りながら書類を出し入れする必要があるので、出し入れしやすいカバン類があると良いです。自分はリュックを体の前につけて検査を受けました。

当日車検場に着いたら、まず車検場目の前にあるサカエカーテストセンターさんで自賠責保険に加入しました。その時に「光軸の調整お願いしたいんですが」というと直接隣の工場に行けば良いよということでした。
光軸調整をしているところを見ていたら、ギリギリ基準内に入っているかな?という感じでしたが、ちょいちょいとネジを回して真ん中に合わせてくれました。
自賠責が 11,520円、光軸調整が 1,700円でした。

つぎに車検場の受付窓口に行って、用紙に記入します。ユーザー車検の受付窓口前の窓側に必要な用紙が置いてあるので、自由に取ればよいです。無料。
記入台に記入サンプルもあるので、それを見ながら自分の住所とか名前とか登録番号(ナンバー)とか車台番号とかを記入するだけです。
重量税の金額はバイクの年式によって異なるので、ここでは記入しないでおけばよいです。

ここで記入する用紙は
  • 自動車検査票
  • 継続検査申請書
  • 自動車重量税納付書
の 3枚です。

記入したら、隣にある建物の自動車会議所で印紙・証紙を買います。
印紙の窓口で「バイクの継続検査です」というと「車検証を見せてください」といわれて車検証を渡したら、必要なものを用意してくれました。


以下、用紙の記入例


自動車検査票
印紙、証紙に割り印押したらだめです。受付窓口で注意されました😆
登録番号と原動機型式と車台番号は車検証を見て書けばよいです。住所はたぶん車検証に書いてあるのと一緒にしておかないとだめだと思います。引っ越しした人注意。

車検の予約番号を書く必要があります。予約した時に送られるメールに予約番号が書いてあるので、スマホで見られるようにしておくとか、メモをしておくようにします。

走行距離は、点検整備記録簿に自分で書いた数字を見て書けば、わざわざメーターを見に行く必要がありません。



継続検査申請書
太枠内は鉛筆(シャーペン)で記入します。



自動車重量税納付書
重量税の金額はバイクの年式によって変わるので、印紙を買ってからその金額を記入すると良いです。
印紙を買う時に車検証を見せると、ちょうどよい金額の印紙を売ってくれます。
ここも、印紙に割り印を押さないように注意。



点検整備記録簿
当日、出発前にバイクを点検して記入しておきました。
ドライブシャフトとかドラムブレーキとか存在しない項目は斜線を引いておきます。あとは普通に点検してチェック印を付けておけばよいです。


印紙・証紙を貼ったら車検場のユーザー車検窓口に書類を提出すると、書類に受付印を押してくれて検査ラインに行くように言われます。
西三河は 4輪と一緒に 3番に並んで外観検査を受けた後、バイクの検査ラインに入ります。

外観検査ではライトやホーンなんかが、ちゃんと作動するかとかを検査します。係の人が指示をしてくれるので自分で操作をします。簡単です。
改造とかもしていないので、問題なく外観検査は終了して検査ラインに入ります。

外観検査で「ユーザー車検はじめてですか?」と聞かれたので「初めてです」と答えると検査ラインのなかで人がついてくれて、やり方を教えてくれました。

スピードメーターの検査のあと、前後ブレーキの検査、ヘッドライトの光軸検査をして、検査票に結果を印刷して終了です。数分で終わりました。「ブレーキを掛けてください」とか「ブレーキを離してください」とか指示があるのでその通りに操作をするだけです。
古いバイクなので排ガス検査は無しでした。

検査後、検査ラインの横の事務所に行くように指示されるのでそこで書類を提出すると、次に 7番窓口(ユーザー車検受付窓口の隣)に行くように指示されて書類を提出すると、新しい車検証とシールが渡されて、すべて終了です。



簡単でした。

かかったお金は、全部で 19,920円でした。古いバイクなので重量税が割増されていて、新しいバイクならもう少し安くなります。


自賠責保険料¥11,520
光軸調整¥1,700
重量税印紙¥5,000
検査登録印紙¥400
審査証紙¥1,300
合計¥19,920


車検のない 250cc のバイクでも 2年ごとに自賠責が 13,000円くらいかかるので、自分で車検を通すなら 6,000円くらいしか変わらないんですね。



帰ってきてから、古いシールを剥がしてから、脱脂して



新しいシールを貼りました。これで、また 2年間乗れます。

車検は安いけど任意保険を 4輪と 2輪両方かけると結構高いので、たぶん次の車検は取らないと思います。
ZZR1100C は売っても 5万円にもならないくらいだと思うので、登録抹消して置物にしておく感じかな?

このブログの人気の投稿

ダイソーで210円のACアダプタ

windowsで「インターネット接続の共有」の設定

月刊 I/O 記事リスト 1976~1989