IBM 5511 PC JX ディスプレイコネクタのピンアサイン


IBM PC JX ディスプレイコネクタのピンアサインです。オシロスコープで調べたもので、間違いがあるかもしれませんが、この内容で変換コネクタを作成したら表示できているので、だいたい合っていると思います。

コネクタの形ははPC-8801とかPC-9801、X68000なんかと同じD-SUB15ピンですが信号の配置が異なりますので、注意が必要です。特に +12Vなんかも出力されていますので、PC-9801のディスプレイを直接接続すると壊れてしまいます。

映像信号はTTLレベルのデジタルRGB16色(R,G,B,I)で、PC-8001とかX1とかFM-7時代のデジタル8色に輝度ビットを追加したものと同じです。MZのどれかの機種でもデジタル16色の機種があったと思います。

JXの基本/英文モードでは、水平周波数 15kHz。拡張モードでは水平周波数 22kHz(インターレース)になります。

輝度ビットを無視して変換ケーブルを作れば、基本モードならPC-8001とかX1とかFM-7用のディスプレイで表示できます。

拡張モードの場合、アナログRGBに変換するケーブルを作れば、周波数が少し違いますがPC-9801やPC-8801用(水平24kHz)のディスプレイに表示できる場合があります。

このブログの人気の投稿

windowsで「インターネット接続の共有」の設定

月刊 I/O 記事リスト 1976~1989

X68000実機のROMを保存