X68000のエミュレーターを使うために、実機のROMを保存しました。メーカーが 無償公開したIPL-ROM だけでもエミュレータを使うことができますが、フォントとSCSIが含まれていません。せっかく実機もあるので保存しておくことにします。 無償公開されているCコンパイラにも含まれているデバッガ DB.X で作業したのですが、デバッガの使い方なんてすっかり忘れてしまっていても、デバッガのヘルプを見ればわかりました。 メモリーの内容をファイルに保存する w コマンドで - -w IPLROM30.DAT,fe0000 ffffff -w ROM30.DAT,fc0000 fdffff -w CGROM.DAT,f00000 fbffff -w SCSIINROM.DAT,fc0000 fc1fff のようにするだけです。 当時のブラウン管ディスプレイも引っ張り出してきたのですが、ディスプレイの調子が悪かったので液晶ディスプレイにつないでみました。2009年頃のそこそこ新しい液晶ディスプレイですが、31kHzと24kHz両方の画面モードで表示できました。上下が少し切れていますが、X68030の場合 [V] キーを押しながら立ち上げるとX68030がVGAモードになって、切れずに表示されるようになります。 さすがに15kHzの画面モードでは表示できませんでした。 X68000とWindowsの間のデータ交換にはMOを使用しました。もう20年近く経つのに、当時のMOドライブがまだ故障していませんでした。 X68000側で susie.x を常駐させておけば、IBMフォーマットのMOをX68000で読み書きできるので、 データ交換に便利です 。 (susie.x で、PC-9801でフォーマットしたMOやSCSIのHDDも読み書きできてびっくりしました。) X68000の標準画面は768x512ドットなのですが、液晶モニターが640x480分しか表示してくれませんでした。 2000年くらいからずっと使わずにしまい込んであったのですが、まだちゃんと動作しました。X68000のゲームはいま見てもすごくよく出来てますね。 エミュレーターでも動きました。 このころのコンピューターと比べると今のコンピューターは 10,00