windowsで「インターネット接続の共有」の設定
固定回線の代わりに格安SIMのLTE回線を使えるかどうかをテストしていて、有線LANしか無いデスクトップPCをモバイル(LTE)ルーターのネットワークに参加させるためにwindowsの「インターネット接続の共有」を設定しました。Windows PCをルーターとして機能させるというお話です。 すんなり動かなかったので、設定のメモを残しておきます。 元々ADSLで、このようなネットワークになっていました。ごく普通の構成で、すべてのPCからインターネットに接続できますし、すべてのPC間でファイルの共有なども出来ます。 (PC3とPC4は、実際にはスマートフォンとWindowsタブレットです。) 今回ADSLルーターを撤去して、代わりにモバイルルーターを使用してこのようなネットワークになりましたが、このまま何も設定しないと「PC2」からインターネットに接続できないので、「PC1」で、「インターネット接続の共有」を設定します。 設定方法はマイクロソフトの 「ICS (インターネット接続の共有) を使う」 (リンク切れの場合は「windows インターネット接続の共有」で検索)を見て行いました。 まず、「PC1」からインターネットにアクセスできることを確認しておきます。 正常であれば、「PC1」で共有の設定を行います。Windows10の場合だと次の通り。(windows7の場合は「コントロールパネル」-「ネットワークと共有センター」-「アダプター設定の変更」あたりで設定します。) 「設定」の「ネットワークとインターネット」をクリック 左側で「Wi-Fi」か「イーサネット」を選んだ状態で「アダプターのオプションを変更する」をクリック インターネットに接続しているインターフェース (今回の場合は「Wi-Fi」)を右クリックして「プロパティ」を選択 (コントロールパネルからこの設定画面に来ることもできます) 「共有」タブの「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」にチェックを入れて「OK」ボタンを押す。 この時、 Wi-Fiを切断して有線LANのケーブルも抜いて おいたほうが良いです。(IPアドレスが重複して、エラーになるのを避けるため。) 「OK」ボタンを