2013年11月6日水曜日

音の出ない YAMAHA SY77 の直し方

バックアップバッテリーが消耗してしまって、メモリーの内容がデタラメな値になってしまうとシンセサイザーの音が出なくなってしまいますので、その直し方を書きます。

バックアップバッテリーを交換せずにこの操作を行なっても、一時的に音が出るようになりますが、シンセサイザーの電源を切って少し置くとまた音が出なくなりますので、継続して使用するならバックアッップバッテリーの交換を行いましょう。作業内容は TX81ZV50 のバッテリー交換と同じです。

SY77 は DX7 シリーズと違ってカートリッジ等でデータを用意する必要がなく、本体の操作だけで工場出荷時の状態に設定を初期化できるので簡単でよいですね。


SY77 メモリーの初期化方法



電源を入れて SY77 が立ち上がってから、[VOICE] を押しながら [BANK D] を押しながら [8] を押して、テストモードに入ります。
急がずに、ゆっくり操作して大丈夫です。[8] はテンキーではなく、音色を選ぶ方の [BANK D] キーの下の [8] です。

テストモードに入るとこんな画面になります。
[COPY] キーを押して Fact.Set (Factry Setting) を実行して、メモリーの内容を工場出荷時の状態に戻します。
[COPY] キーを押すとすぐにメモリーが初期化されて SY77 が再起動されます。これで設定なんかもすべて工場出荷時の状態に初期化されました。簡単ですね。
メモリーバックアップ用のリチウム電池を交換する場合、このようにソケットを使うと便利でよいです。
タブの付いていないリチウム電池に直接ハンダゴテを当てたりしてはいけませんよ。電池が壊れます。

電池の交換作業は、普段からハンダゴテを扱っている人なら簡単にできます。
ハンダゴテの扱いに慣れていない場合は、いらない電化製品だとか、いらないパソコンのマザーボードだとかから部品を取り外す練習をたくさん行ってから、本番の作業を行うか、お金を出してプロにやってもらうのが良いでしょう。

20Wとか発熱の少ないハンダゴテを使うより、40W~80Wくらいのハンダゴテを使って、短時間で作業するようにしたほうが上手く作業できます。