2013年11月4日月曜日

YAMAHA SY77 を購入

YAMAHA SY77 という古いシンセサイザーを購入しました。

リサイクル業者さんが一度に大量にヤフオクへ出品していたので普段より安く買えるかも?と思って入札してみました。ハードケース付きで 4,410円(+送料 2,000円)でした。
まったく音が出ないジャンク品とのことでしたが、プリセットの音色を選んでも、たしかに音が出ません。少しいじっていると高音の鍵盤では、かすかに変な音が出ている事に気づきました。きっとメモリー保持用の電池が消耗して、設定がおかしくなっているせいでしょう。
設定を見てみるとマスターチューニングとノートシフトがマイナスいっぱいいっぱいになっていました。この設定を両方ともゼロにすると、正常に音が出るようになりました。
DX7 と違って音色データが消えてしまわないので、簡単でよいですね。

汚れが多いので分解して清掃しました。
SY77 で使われている FS鍵盤は組み立てる時にベロシティーセンサーが鍵に引っかかって変形してしまいやすいので、ベロシティーセンサーを取り外した状態で組み立てるのが良いです。DX7も同じ。
LC鍵盤だと気にしなくて大丈夫です。
FDD は YAMAHA V50 と同じものが使われています。
V50 と違って、取り外しは簡単。
ゴムベルトが劣化して切れているので、そのうちドライブごと交換してしまうことにします。
バックライトの EL シートが劣化して光りません。バックライトが点灯しなくても、明るい部屋なら十分はっきりと表示が見えるので、このままでもあまり困らないのですが、分解したついでにELシートを取り出して、代わりに白いシートを入れておきました。光が反射してほんの少しだけ表示が明るくなります。

ELシートが両面テープで固定されているので、少し取り出しにくいです。

バックライトが入る隙間が 約2mmとやや狭く、液晶直下にLEDを入れるのは難しそうです。1.5mmくらいの導光板の都合が付いたら、サイドビューのLEDでバックライトを作ってみたいと思います。

強めに押さないと反応しないボタンが多いので、70個すべてのタクトスイッチを交換しました。
タクトスイッチの数が多いので、取り外すのが面倒です。取り付けは簡単なんですが。

操作基板は取り出すのが面倒なので、清掃で分解したついでにがんばって交換しました。
メモリー保持用のリチウム電池も交換しました。

元通りに組み立てて完成。部品やねじが余ったり足りなかったりはありませんでした。

DX7の電源はスイッチング電源でしたが、SY77は大きなトランスとシリーズレギュレータの電源なんですね。
YAMAHA SY77 メイン基板と音源基板

YAMAHA SY77 メイン基板

YAMAHA XH555C0 MAIN CPU (H8/532)
YAMAHA XH552D0 ROM
YAMAHA XH553D0 ROM
TOSHIBA TC55257BPL SRAM 32kbyte 4個

YAMAHA XG950C0 鍵盤等キー入力CPU (HD637B01Y)

YAMAHA XF148A0 シーケンサーCPU (HD63C01Y)
NEC D71055C パラレルI/O 8bit x 3
YAMAHA XH554D0 ROM
SHARP LH5164D SRAM 8kbyte
TOSHIBA TC51832 PSRAM 32kbyte 2個

Western Digital WD37C65B FDC


YAMAHA SY77 音源基板

YAMAHA YM7119 M3 (AWM音源 + デジタルフィルター) 2個
YAMAHA XH024B0 ~ XH031B0 (WAVE ROM) 4Mbit x 8個
YAMAHA YM7103 EGM2 (FM エンペロープジェネレータ) 2個
YAMAHA YM7107 OPS2 (FM オペレーター) 2個
YAMAHA YM7102 PAN (パンニングプロセッサー) 2個
YAMAHA YM3415B LEF (エフェクトプロセッサー) 2個
SHARP LH2464 4x64kbit DRAM 2個 LEF用
YAMAHA YM3413 LDSP (DSP) 2個
HITACHI HM65256 32kbyte PSRAM 2個 LDSP 用


YAMAHA SY77 ジャック基板
ジャック基板側に D/Aコンバーターが乗っていました

YAMAHA YM3029 AFD0 Floating Point Converter (D/Aコンバータデータ変換とサンプル&ホールド)
Texas Instruments PCM56P シリアル入力 16bit D/Aコンバータ