2014年5月31日土曜日

PC-9821 model S1 分解清掃 内部写真

V30でCバスも無いPC-286Lでは不便だなぁと思ったのと、PC-9801のキーボードってどんなだったかな?と思って、ジャンク品の PC-9821 model S1 を購入。キーボード付きで 2,000円でした。
PC-9801シリーズの出荷台数が多かった為でしょうか、ヤフオクで見ていた感じだとジャンク品はどれも安価で取引されているようでした。
X68000シリーズはなかなかの高値。MSXは異常な?高値な感じでした。


  • 386SX 20MHz RAM 1.6MB HDD無し
  • YM2608(86ボード/86音源 |PC-8801のサウンドボード2相当)
  • SCSI I/F 
  • CD-ROM(SCSI 接続)
  • 640x480 256色のグラフック画面
  • 1992年発売

の、PC-9821初代機だそうです。
HDDを無効にしてFDを入れずに立ち上げると、昔懐かしい ROM BASIC も立ち上がります。
購入した機体は、動作未確認のジャンク品でしたが、4MB の RAM と 130MB の HDD が増設されていて、動作も異常ありませんでした。386SXなのでDOSで使うぶんにはすいすい動きます。
なかなかコンパクトな外見ですが、中にぎっしりと詰まっているのか、見た目よりも重く感じます。

増設されていたHDD
2.5インチです。44pinなのでIDE接続でしょうか。
4MBの増設メモリ
本体のRAMと合わせて 5.6MB になります。さらに増設するための SIMMソケット付き。
蓋を開けたところ
メイン基板
まだ液漏れはしていませんでしたが、バックアップ用のニッカドバッテリーを取り外しておきました。バッテリーがなくても時計とメモリスイッチが保持されないだけで、動作に支障はありません。
メイン基板
サウンド基板を外したところ
CPU と ROM と YM2608
メイン基板裏面
サウンド基板
D/A とか オペアンプとかが乗っています。YM2608 はメイン基板側。
バラバラに分解してお掃除です。
 PC-9821 model S1 のキーボードは、メンブレンスイッチとラバードームの組み合わせの廉価版キーボードでした。
キーボードも、キートップを外してお掃除です。
 HDDにMS-DOS 5.0 と 一太郎5がインストールされていたので動かしてみました。一太郎のサンプルファイルを読み込んでみると、X68030のSX-WINDOWS上でアウトラインフォントを扱うよりも遅いんじゃないかっていうくらいの遅さでした。386SXだとこんなもんなのでしょうか。

この機体は、古いのにずいぶんと汚れが少なく、HDDの中も一太郎5がインストールされているだけで他に何も入っていなかったので、ほとんど使われていなかったのではないでしょうか。
 外観写真
フロントパネルが簡単に外れて、HDDを着脱できます。

組み立てた後、PC-9801 エミュレーター用にBIOS ROMとフォントを保存しました。
BIOS ROMを保存するときには、HIMEM.SYSとかEMM386.EXEが邪魔をしてROMにアクセス出来ない場合があるので、CONFIG.SYSもAUTOEXEC.BATも無いシステムを転送したFDから立ち上げて、デバイスドライバがなにも組み込まれていない状態で作業すると良いです。

Windows上でエミュレーターを使ったほうが快適なので、本体を使用することはまず無いでしょう。