PC-9801Tで使っていたMOの読み取り

X68000を引っ張りだしたついでに、PC-9801Tで使っていたMOからファイルを取り出しました。
PC-9801Tはもう捨ててしまっているので、EPSONのPC-286Lを引っ張り出してきたのですが、液晶画面の内側が汚れていて見えにくいので掃除したら、接着剤が弱っていたのかフレキ基板が剥がれてしまって、画面の四分の一が表示しなくなってしまいました(笑)。
外部モニターへの出力は正常なので、2009年の液晶モニターに接続すると表示が出ました。PC-9801は最近のWindowsパソコンと表示信号のタイミングが異なるので、表示できないんじゃないかと思っていたのですが、意外なことに表示してくれました。上下がちょっと切れています。
PC-9801の水平24kHzで表示できています。このディスプレイでは表示範囲の設定ができなかったので、表示が切れるのを修正することはできませんでした。

PC-9801Tで使っていたMOを読もうとドライブを接続したのですが、SCSI I/Fが違うせいなのか、読むことができませんでした。

しかたがないので、現行のwindowsパソコンをlinuxで立ち上げて、

% dd if=/dev/sdb of=mnt/windows/PC9801T.IMG

のように、ddコマンドでイメージファイルを作って、そのイメージファイルをX68000のエミュレーターからMOとして開くと、中のファイルを取り出すことが出来ました。

25年くらい前のパソコンですがまだ故障しておらず、ゲームも動きました。
PC-286LはV30の10MHzなので、超遅いですが(笑)。当時、一太郎3を動かすのにはちょうどよいくらいの性能でした。
一年くらい前にamazonで1,300円くらいで買った、USB接続のフロッピーディスクドライブで、PC-9801の2HD 1.2MBフォーマットのディスクを読み書きできたので、WindowsでPC-9801のFDイメージを作ることが出来ました。
初めてPC-9801のエミュレーターを使ってみたのですが、速いし音も出るしで実機よりも快適に動きます。
インストールも、とても簡単でした。

このブログの人気の投稿

windowsで「インターネット接続の共有」の設定

月刊 I/O 記事リスト 1976~1989

X68000実機のROMを保存